クロスバイクに乗っていると「どのくらいのスピードが出てるのだろう?」や「どのくらい走っているのだろう?」という気持ちが湧いてきます。それに答えを与えてくれるのがサイクルコンピューター。
今回は私がクロスバイク【GIANT/ESCAPE R3 2012年モデル】に取り付けたサイクルコンピューターについてご紹介します。
サイクルコンピューターとは?
サイクルコンピューターとは自転車のハンドルバーに取り付けて①速度(時速)と②走行距離といった走行状況を計測する機器です。
基本は速度と距離ですが、ロードバイク用などのハイエンド機種ともなれば心拍数の計測やナビ機能が付随しているものもあります。
サイクルコンピューター:キャットアイ【QUICK/CC-RS100W】
私が使用しているものはキャットアイのエントリーモデル【QUICK/CC-RS100W】です。
購入の決め手はズバリこの【QUICK/CC-RS100W】が岡山県赤磐市のふるさと納税返礼品になっていること。
また楽天ふるさと納税にも対応しているので楽天ポイントもゲット可能です。寄付額は20,000円なので、ポイント10倍での購入(寄付)であれば2,000ポイント獲得でき、ふるさと納税の自己負担額2,000円を取り返せるので実質タダで入手できました。
このモデルで計測・確認ができるのは以下の7項目です。街乗りのクロスバイクに取り付けるにはこのエントリーモデルで十分です。
- 走行速度(km/h)
- 走行時間(h/m/s)
- 走行距離(km)
- 平均速度(km/h)
- 最高速度(km/h)
- 積算距離(km)
- 時計(時刻)
1~6の項目のいずれか一つと時計が表示可能となっています。私は基本的に時計 + 走行速度の表示にしてます。
サイクルコンピューター取付け手順
実際の取り付け手順についてご説明します。作業難易度は【★】です。付属の説明書通りに対応すればよいだけなので難しい作業はありません。
難易度 | 難易度の位置づけ | 今回の作業への補足 |
★ | 初心者でも簡単に対応できる | 取り付け説明書に沿って対応すれば問題なし |
☆☆ | 初心者でも対応できる | |
☆☆☆ | 初心者でもしっかりと準備をすれば対応できる |
本体(クイック)ブラケットの取り付け
まずはハンドルバーに本体(クイック)のブラケット取り付けを行います。ハンドルバーの径に合わせて以下にて取り付けです。
- φ25-26㎜ ⇒ 付属のゴムパッドとブラケットを使用して取り付け
- φ31.8㎜ ⇒ ブラケットのみで取り付け
GIANT/ESCAPE R3 2012年モデルはφ25.4㎜なので、ゴムパッドとブラケットを使用して取り付けました。本体(クイック)の底面が(後ほどフロントフォークに取り付ける)スピードセンサー側に向くような角度で取り付けします。
スピードセンサーの取り付け
次に左右いずれかのフロントフォークにスピードセンサーを取り付けます。
ナイロンタイでゴムパッドとスピードセンサーを固定しますが、取り付けのポイントは以下の2つです。
- 本体(クイック)からの距離が70㎝以内に取り付けられていること
- 後ほど取り付けるマグネットがセンサーゾーンの5㎜以内を通過すること
最後に動作確認を実施してから調整が可能なので、この時点ではそれほど神経質になる必要はありません。
マグネットの取り付け
続いてスポークにマグネットを取り付けます。
スピードセンサーの取り付け時の繰り返しになりますが、マグネットがセンサーゾーンの5㎜以内を通過する位置での取り付けが必要です。これも繰り返しですが、あとで動作確認するのでそれほど神経質になる必要なしです。
動作確認
①本体(クイック)、②スピードセンサー、③マグネットの3点を取り付けてサイクルコンピューターが正常に動作するか確認を実施します。
前輪を回転させてみて本体(クイック)に走行速度が表示されればOKです。もし表示されない場合はそれぞれの設定位置の調整を行ってください。
本体(クイック)の設定
最後は本体(クイック)の設定を行い、ハンドルバーに取り付けします。
実施事項 | 内容 |
本体初期化 | 本体(クイック)の初期化 |
計測単位の選択 | 速度表記のkm/h(キロ)かmph(マイル)を選択 |
タイヤ周長の入力 | 前輪タイヤのサイズに合わせてタイヤ一回転の長さ(㎜)を入力 (GIANT/ESCAPE R3 2012は【700×28c】なので【2096】と入力) |
時刻合わせ | 現在時刻の設定 |
効果確認と走行時の注意点
クロスバイクで走り出すとしっかりと時速を計測してくれます。通常の平坦な車道走行であれば30km/h弱、坂道での最高速度は48km/hを記録。走行スピードや距離が確認できると楽しいものです。また、積算距離を用いることでチェーンなどの消耗部品の交換時期を見定めることもできるようになります。
ただ、走行中にサイクルコンピューターを確認するのは視線を下を落とすことになり、前方から目を離すことになります。くれぐれもサイクルコンピューターに気を取られないようにご注意ください。
クロスバイクライフのアクセントとして是非サイクルコンピューターの導入を検討してみてください。
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