クロスバイクを快適に長く乗るためにはメンテナンスは必須。車体の洗車はその中でも基本中の基本。
今回は水なしで実施するクロスバイクの車体洗車についてご紹介します。
クロスバイクのメンテナンスの第一歩として定期的に実施していきましょう。
車体洗車をすべき理由
そもそも何のために洗車をするのかというと、
- 汚れが故障の原因になる
- キレイなクロスバイクの方がカッコいい!
まずはメンテナンス目的として汚れの排除。定期的に洗車することでクロスバイクの状態確認にもなります。
こちらは気分の問題ですが、泥だらけのクロスバイクよりキレイなクロスバイクの方が乗っていて気持ちがいいです。自分で手入れすることで愛着も湧きます。
水なし車体洗車に必要なアイテム
水なし洗車に必要なアイテムは以下の通り。
№ | 必要なアイテム | メーカー/品名 |
① | 洗車用クリーナー | AZ/BIw-001 自転車用バイクウォッシュ |
② | スポンジ | – |
③ | ふき取り用ウエス | – |
④ | 手袋 | – |
水なしで使用できる自転車洗車用クリーナー:バイクウォッシュ使用します。汚れを落とすだけでなく、撥水・ツヤ出し効果もあるものです。1回では使い切らないので、複数回使用可能です。
チェーン洗浄やチェーン注油も合わせて実施する場合は上記の洗車用クリーナーとセットになった以下がお勧めです。
チェーン洗浄とチェーン注油についてはこちら
さらにはメンテナンススタンドまで付属したものはこちら
手袋は必須ではないですが、手の汚れとケガ防止のために準備することをおすすめします。100均の作業用手袋やビニール手袋で十分です。
スポンジはなんでもOK。台所用スポンジ等を半分ぐらいにカットしたもので十分です。
ウエスはふき取り時に使用します。古着やペーパータオルで対応可能です。
水なし洗車の手順
それでは実際に洗車をしていきましょう。
Step | 実施事項 | 使用するもの |
① | 水濡れ不可部品の取り外し | それぞれの取り外しに必要な工具 |
まずは濡れてはいけない部品を取り外してください。水自体は使用しませんが、洗車用クリーナーは液体です。
取り外し可能なサイクルコンピュータやライト等は事前に外しておきましょう。
構造上でどうしても取り外しできない部品はカバーとする、または、クリーナー使用時にかからないようにするといった対策が必要です。
Step | 実施事項 | 使用するもの |
② | 洗車用クリーナーの吹き付け | 洗車用クリーナー |
続いて、車体全体に洗車用クリーナーを吹き付けていきます。目安としては車体全体が濡れる程度で、汚れが目立つ箇所には多めに吹き付けます。
吹き付けた後は洗車用クリーナーを浸透させるため数分待ちます。
Step | 実施事項 | 使用するもの |
③ | 汚れをスポンジで落とす | スポンジ |
洗車用クリーナーが浸透したら、スポンジを用いて目立つ箇所の汚れを落とします。シートポストの裏などタイヤから泥はねしやすい場所の汚れを重点的に落とします。
Step | 実施事項 | 使用するもの |
④ | ウエスでふき取る | ウエス |
最後にクリーナーの水気と汚れをしっかりふき取り洗車完了です。Step①で取り外した部品は忘れず取り付けましょう。
効果確認
クロスバイク車体洗車の効果は以下の通り。クロスバイクがキレイになれば、走行の際に気分がいいですし、より愛着もわきます。
№ | 項目 | 私的評価 | 効果解説 |
① | 走行性 | – | 今回は車体洗車のため走行性に効果はありません |
② | 見た目 | ◎ | 汚れがないキレイな見た目のクロスバイクになります 車体洗車はこの点が最大の目的です |
作業難易度
水なし車体洗車の作業難易度は【★】です。簡単で30分もあれば完了するクロスバイクメンテナンスの初歩にはうってつけの作業です。
難易度 | 難易度の位置づけ | 今回の作業への補足 |
★ | 初心者でも簡単に対応できる | 特殊な工具は不要 スプレーしてふき取るだけの簡単作業 |
☆☆ | 初心者でも対応できる | |
☆☆☆ | 初心者でもしっかりと準備をすれば対応できる |
洗車は必須のメンテナンスですので、定期的に実施していつまでもキレイな愛車にしましょう。
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